Home > AFCトピックス 2024/03/26号
2024.03.26 更新
目次 ピンホールからのフロン漏えいを防ぐ (早期の適切な補修に & フロン漏れを防ぐ設備保全策に )
1.ピンホールリークを装置の内側から補修するしくみ
2.スーパーシール&エクストリームの特長
3.充填方法 スーパーシール&エクストリーム
【 ダウンロード資料 】
●ピンホールリーク補修剤「スーパーシール」 ●小型装置用ピンホールリーク補修剤「エクストリーム」
ピンホールからの “フロン漏えい” を防ぐ
早期の適切な補修に & フロン漏れを防ぐ設備保全策に
空調設備やショーケースといった フロンガスが使われている機器によくあるトラブルとして、
配管や接合部分で発生する小さな穴から 冷媒が漏れる ことによってもたらされる “冷えない”・“冷えが悪い” という不具合があります。
冷媒漏れは “早期に発見し 適切に補修すること” が必要となりますが、配管が長かったり、穴が小さくて見つけられなかったり、漏えいが複数箇所で起こっているなど、なかなか漏えい箇所が特定できないこともあります。
空調機や冷凍設備のフロン漏れの補修ができないと、快適な室内環境を保てなかったり、保管しているモノにダメージを与えることに繋がります。
そこで今回は、漏えい箇所を特定する必要がなく、ピンホールと呼ばれる穴をふさぐ、リークシール剤をご紹介いたします。
冷媒配管に発生する 小さな孔(ピンホール)はどこに発生するかわかりません
1つとは限らず、複数発生する可能性もあります
冷媒が漏れると、周囲の温度が下がり漏えい箇所周辺に水分が付着
シール剤が水分と反応し、ポリマーを形成していき、ゆるやかにピンホールを塞いでいきます
「スーパーシール」と「エクストリーム」は、ピンホールリークと呼ばれる冷媒漏れを補修することができるシール剤です。
冷凍サイクル内に充填することで、冷凍サイクルの内側からピンホールを塞ぎ、フロン漏れを補修します。
どちらも簡単な手順で冷凍サイクル内に充填でき、リーク補修にかかる「時間」と「コスト」の削減 につながります。
装置の大きさ(冷凍能力)別に3タイプあります。ピンホールの補修だけでなく、冷凍サイクル内の乾燥維持 *にも作用します。
*スーパーシールに含まれる成分の働きで、冷媒の水分を分解。冷媒の乾燥状態を維持することで装置を保守します。
エクストリームは、小型装置対応(600W以下)のリークシール剤です。
装置のコンプレッサー出力 × 冷凍機オイル量 による推奨封入量を充填します。
リークシール剤は、低圧側サービスポートから簡単な手順で充填することができます。
※スーパーシールでは対応できない600W以下の小型コンプレッサーには、小型装置向け補修剤「エクストリーム」をお使いください。
冷凍機ユニットの電源を切る
冷媒の高低圧バランスが均等になるまで時間をおく。
スーパーシール缶Cと付属ホースを接続
【接続前に】取付口Bのシールをはずし、内側のピンが黒ワッシャー内にあるか確認する。
確認後、付属ホースと缶Cを取り付ける。
低圧側サービスポートにホース継手Dを接続
バルブAをまわし、ピンで缶の口を貫通する
バルブAを反対にまわし、装置の冷媒を缶に充填する
缶Cを逆さまにし、冷凍機ユニットを運転する
缶が空になったら、ホースや缶を取りはずす
冷凍機ユニットはそのまま10分間運転する
●スーパーシールの商品詳細は、製品ページ をご参考ください。
充填前に真空引きを行う
空調機または冷凍ユニットの電源を入れる
* 温度設定を、下限まで下げてください。
低圧側サービスポートに チャージバルブ (現地手配)を取付したあと、付属のアダプタ・チャージホース、エクストリーム本体の順に接続する
注射器を押し込み注入する
* 配管内圧力が高く 押し込んでも注入ができない場合は、ポンプダウンを行いながら注入してください。
1時間ほど運転したあと 電源を切る。〔充填完了〕
●エクストリームの商品詳細は、製品ページ をご参考ください。
冷媒配管内に封入するだけでピンホールリークを補修する「スーパーシール」。
作業が効率化され、これまでかかっていたメンテナンスの「時間を短縮」し、「コスト削減」につながります。
補修作業やメンテナンスの在り方が変わります。
アメフレックでは、 フロン漏れ対策をはじめ、低湿化や陽圧化(外気侵入の抑制・防虫対策)、省エネ、省力化といった
作業場や屋内環境の改善につながる設備の提案をはじめ、お客様の課題にあわせた最適な提案をいたします。
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