業務用小型除湿機ドライチェンジャー天吊/天置形に新機種「ガルバ仕様」が登場
ガルバリウム鋼板仕様「ドライチェンジャー 天吊/天置形」を2025年3月に発売
手軽でローコストな湿気対策として、安定した除湿力を備えた業務用小型除湿機「ドライチェンジャー」に、今春、天井裏の設置に特化した新機種が加わります。
今回は、ドライチェンジャーの天吊形/天置形の新機種「ガルバ仕様」をご紹介いたします。
この機種の追加により、除湿機ドライチェンジャーは2タイプ3機種となり、設置場所や除湿用途に合わせて最適な機種を選択できるようになります。
また、ポータブル仕様の床置形やステンレス仕様の天吊/天置形との比較一覧もご紹介しますので、ぜひご活用ください。
除湿機「ドライチェンジャー」の詳細につきましては、アメフレックまでお問い合わせください。
1.天井裏隠蔽設置に特化した新機種が登場

2025年3月、天井裏への設置(天井裏隠蔽設置)向けに
外装にガルバリウム鋼板を採用した新機種の発売を開始しました
除湿機の天井設置には「天井裏への設置」が多く見られます。しかし現行の天吊/天置形ドライチェンジャーは、室内の天井設置まで考慮した設計のため、お客様からは「天井裏に設置するにはスペックが高すぎる」との声をいただくこともありました。
そこで、新しい天吊/天置形ドライチェンジャーとして「天井裏への設置」専用の除湿機を開発しました。
この新機種は、外装にガルバリウム鋼板を採用し、天井裏隠蔽設置に必要な機能に絞り込みました。除湿性能はこれまでと変わらず、天井裏設置専用の除湿機として、使い勝手の良いシンプルさを実現しています。
ドライチェンジャー『ガルバ仕様』の特長
● 外装にガルバリウム鋼板を採用
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板で、耐久性や耐熱性に優れています。
また高い防食性(腐食や錆を防止する性能)から外壁や屋根などの建築材料にも使用されています。
● 定速型 除湿運転(ON/OFF方式)
ON/OFF方式の定速型 除湿運転にすることで、操作もシンプル化。 「風量切替」や「内部乾燥機能」が省略されました。
● 底面化粧カバー・配線口を省略
天井裏への設置に特化することで、底面化粧カバーといった不要なパーツを減らし、構造がシンプルになりました。

ドライチェンジャー『ガルバ仕様』 天井裏隠蔽設置 事例
天井裏に設置したガルバ仕様のドライチェンジャーです。 左は天置き設置、右は天吊り設置になります。
●天置き設置

●天吊り設置

2.業務用レベルの除湿を低コストで実現
除湿機ドライチェンジャー 機種一覧&仕様比較

業務用レベルの除湿を 低価格で実現できるのが、ドライチェンジャーの魅力です
手軽でローコストな湿気対策に最適な除湿機「ドライチェンジャー」は、「床置形」と「天吊・天置形」の2タイプ3機種をご用意しています。設置場所や除湿の用途に応じて、最適な機種を選択できます。
湿度を低減することで、結露やカビ、サビの発生を抑制し、空調機の負荷も軽減します。
【ドライチェンジャー 共通の特長】
● ハイパワー: 除湿能力 32L/日 (30℃・90%RH・60Hz)
● コンパクト: 小型サイズで、省スペース。
・天吊/天置形は天井点検口から設置可能。・床置形はキャスター装備で、移動性が高く、除湿したい場所に設置可能。
● リーズナブル: ローコストながらの安心の国内生産で、業務レベルの除湿が可能
ドライチェンジャーの仕様比較
型式 | 床置形 DAN-F060 |
天吊/天置形 DAN-T060-G (新機種) |
天吊/天置形 DAN-T060 |
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除湿能力 | 32リットル/日(30℃ 90%RH 60Hz時) | ||
使用温度範囲 | 15℃~38℃ *20℃以下になると、霜付きにより能力が低下することがあります。 |
||
電源 | 単相100V 50/60Hz | ||
冷媒(封入量) | R407C(500g) | ||
圧縮機出力 | 500W | ||
外形寸法 | W380×D530×H630 mm (キャスター含む) |
W710×D372×H397 mm | |
製品質量 | 41kg | 35kg | 36kg |
外装の材質 | 鋼板 | ガルバリウム鋼板 | ステンレス |
風量切替 | 3段階(強・中・弱) | 定速(強のみ) | 3段階(強・中・弱) |
排水方法 | タンク排水/連続排水 | 連続排水 | 連続排水 |
排水タンク容量 | 約5.0リットル (約4.0Lで満水停止) |
― | ― |
標準装備 | キャスター (ストッパー付、無し 各2個) |
リモコン(リード線9m) | リモコン(リード線9m)、 底面化粧パネル |
湿度とカビの関係
湿度が高い環境では水分が蒸発しにくくなり、壁や床などの表面に結露が生じます。結露した水滴はカビの栄養源となり、カビの繁殖を促進します。
カビが発生することで、健康被害・衛生面の悪化・建造物の損傷を引き起こす可能性があります。
【対策】カビ対策では適切な湿度環境を作ることが重要で、一般的には40%~60%に室内を保つことでカビの発生を抑制できるといわれています。
⇒ ドライチェンジャーの除湿により、 適切に湿度を保つことで、結露やカビの発生を抑制できます。