空調機内部のカビや細菌が引き起こす、浮遊菌・落下菌問題や 熱交換効率の低下を防ぐ 

ステリルエアー 高出力紫外線殺菌灯(UVC殺菌灯)

「ステリルエアー」

空調機の内部を清潔に保つために、どのような工夫をされていますか?


快適な室内環境ために、毎日使用する空調機。しかし、快適な室温と室内の「空気のきれいさ」は別物です。
空調機からツンと嫌な臭いがするという経験はないでしょうか。この嫌な臭いの原因は、空調機内部で繁殖したカビや雑菌などです。
室内の「空気のきれいさ」のために、空調機の内部を清潔に保つことは非常に重要です。
空調機内部の掃除や点検を頻繁に行うのは、手間もコストもかかります。一方で何もしないままでは、空調機の中で繁殖したカビや菌・ウイルスが風に乗って室内に拡散される可能性もあります。

そこで今回は、空調機内部に取り付ける「ステリルエアー紫外線殺菌灯」をご紹介いたします。 この「ステリルエアー紫外線殺菌灯」により、空調機内部を清潔に保つことができ、 室内の「空気のきれいさ」=室内空気質の向上 を実現します。


 

1.空調機が汚れる原因   空気中に浮遊するカビ胞子や細菌が付着し、繁殖したもの

外気を快適な空気に変換して屋内に供給する空調機。
空調機が外部や室内から空気を取り込む際に、空気中に浮遊していた雑菌も流入します。
カビや細菌、ウイルスは目が行き届かない暗く湿った場所で繁殖しやすく、この流入した雑菌が空調機内部のフィルターや冷却コイルに付着し、汚れた空気を栄養源として繁殖していきます。
これらが繁殖すると空気の質が悪化し、浮遊菌や落下菌となって屋内に侵入するだけでなく、熱交換効率を低下させる要因となります。






本来は空気をきれいにする役割を持つフィルターですが、
細菌やウイルスが付着し繁殖すると、逆に空気の質を悪化させ、浮遊菌や落下菌が室内に侵入する原因になります。
さらに、バイオフィルムとよばれる微生物の集合体を形成し、コイルの目詰まりの原因となることで
熱交換効率の低下、微生物から発生する酸による腐食など 機器そのものの不調を引き起こす可能性もあります。
空調機使用による冷却コイルの目詰まり




2.ステリルエアー紫外線殺菌灯  UVC殺菌灯の特長

そこでご紹介するのが、ステリルエアー殺菌灯です。
ステリルエアー紫外線殺菌灯 は、紫外線殺菌照射(UVGI)を応用し、空調設備内に設置するために開発された紫外線ランプです。

空調機内部の冷却コイルに設置し、超高出力の紫外線を照射することで、冷却コイルに付着したカビ、微生物、ウイルスを除去します。
※紫外線ランプは1年に1度の交換が必要です。(24時間点灯の場合)
※点灯中の紫外線ランプを直接肉眼で見たり、皮膚にあてたりしないようご注意ください。






ステリルエアー紫外線殺菌灯の特長



1.高出力の紫外線照射

 UV-C(紫外線)を利用して、空調機内部の冷却コイルに付着したカビや微生物、ウイルスを強力に除去します。
 ステリルエアーの紫外線は、太陽光の約1600倍の出力を誇ります。

2.効果的な殺菌

 実験によると、インフルエンザウイルスは2秒、黒カビは240秒で死滅することが確認されています。

3.定期的なメンテナンス

 紫外線ランプは1年に1度の交換が必要です。 清掃や点検の手間を大幅に減少させることができます。

4.省エネ効果

 堆積物の厚みが0.03mmになるだけで、熱交換効率が最大20%悪化することがありますが、
 ステリルエアーの導入により、エネルギーコストを30~40%削減することが可能になります。

5.多様な用途

 ステリルエアーは、病院、食品工場、図書館など、室内空気質が特に重要視される場所での使用が推奨されています。
 また、単体使用も可能で、幅広いニーズに対応しています。




3.ステリルエアー事例紹介   紫外線照射の効果検証

#導入事例 ハム工場

たわんでもどる可撓性

ステリルエアーUVC殺菌灯を導入後、
バイオフィルムの形成が抑止され、熱交換効率が上がり、省エネにつながりました。


UVC殺菌灯は、冷却コイルのサイズに合う
長さ(12インチ~61インチ)と本数を選定し、
安定器(別売)と併せて使用。



【参考】
『2006年刊行 ASHRAE Journal(全米空調学会誌)』によれば、
 バイオフィルムなどによるコイル表面の堆積物は、以下の項目に影響する
 ✔ 冷媒の圧力上昇  ✔ 風量の低下  ✔ コイル熱交換効率の低下  ✔ 空調機の性能低下  ✔ IAQ (室内空気質) の低下

 例えば堆積物の厚みがわずか0.03mm になると、コイルの熱交換効率を最大20%も悪化させ、電気代の上昇につながります。




#UVCランプの効果検証実験


 冷却コイルにUV-C(紫外線)ランプを照射する前と照射した後で採取した菌やバクテリアを培養した比較


UVCランプの効果検証実験


ステリルエアー殺菌灯が発する紫外線は、太陽光の約1600倍もの超高出力です。この強さは、インフルエンザウイルスが2秒、黒カビが240秒で死滅するほどのパワーです。

※殺菌灯からの距離30cm、風速2m/秒、温度10℃、紫外線照射強度1650μW/cm²の条件で、ステリルエアー「42インチSEタイプ」使用時における冷却コイル面に付着した微生物の死滅時間(推定値)



ステリルエアー殺菌灯の紫外線は、細胞のDNAを破壊するため 細菌やウイルスを不活化させることが可能です。




4.室内の空気質向上へ   ステリルエアーUVC殺菌灯の導入をご検討ください

現在、ステリルエアー紫外線殺菌灯は、国連本部やFBIなどの政府機関の建物、病院での院内感染防止を目的としたIAQ(屋内空気質)の改善に加え、「省エネ」や「上水道および食品の殺菌」など、世界40か国以上でさまざまな用途に使用されています。
作業環境の改善や省エネが重視される昨今、空気をより清潔に保つために、ぜひステリルエアーUVC殺菌灯の導入をご検討ください。


高出力紫外線殺菌灯 UVC EMITTER® UVCエミッター

ステリルエアー高出力紫外線殺菌灯「UVCエミッター」




ステリルエアー殺菌灯が カビやバイオフィルムを破壊することで、次の効果が期待できます。
 

● 浮遊菌が減少し、空気がより清潔になる
● カビ等から発する酸が減少し、腐食による空調機の不調を防ぐ
● コイル目詰まりの減少により熱交換率が向上し、電気代が節約できる


特に空気の清潔さが求められる病院、図書館、食品工場などで多く採用されています。 また、エアハンに取り付けるタイプ以外にも、単体で使用可能な製品もございます。


ユニットクーラ設置型
STERIL KEEPER ステリルキーパー

たわんでもどる可撓性

高出力紫外線発生装置
B-ZONE ビーゾーン

たわんでもどる可撓性

床置型 空気清浄装置
UVC Air Sterilizer UVCエア ステリライザー

たわんでもどる可撓性



空調機内部をきれいな状態で保つことは、室内空気質の向上に欠かせません。
ステリルエアー紫外線殺菌灯を導入することにより、
カビや細菌・ウイルスの繁殖を防ぎ、きれいな空気で快適な環境を実現しながら、エネルギーコストの削減にもつながります。
また、バイオフィルムの形成を防ぐことから、コイル洗浄などのメンテナンスコストも削減します。

詳しくは、アメフレックまでお問い合わせください。

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