Home >
AFCトピックス 2017/4/11号
2017.4.11 更新
目次
1. 恒温恒湿槽 とは?
2. “ドアのない” 恒温恒湿槽「ノードアα」 3つの特長
3. ノードアを実現した秘密 ・・・
4. 動画でわかる!「ノードアα」
5. ノードアαのアプリケーション事例
【おすすめ商品】
環境試験室に負けない!前面フルオープンの恒温恒湿槽「ノードアα」
製品の性能評価テストに欠かせない “恒温恒湿槽”。
恒温恒湿(こうおんこうしつ) とは、温度、湿度を一定に保っていることで、この一定に保つということは、温湿度の変化幅を少なくする という難しい空調分野になり、精密空調や特殊空調に該当します。
そして恒温恒湿槽は、温度、湿度を一定に保つことができる槽 ということです。
温湿度を制御できる恒温恒湿槽は、主に電子機器の動作試験などの負荷環境における性能評価試験で使われており、
高品質・高品位な製品を製造する上で、不可欠な設備になります。
今回は、アメフレックが製造販売している “ドアのない” 恒温恒湿槽 をご紹介します。
「恒温恒湿槽のドアの開閉で、テスト効率が悪く、ストレスがたまる・・・」
「ドア開閉による槽内の温湿度変化の問題をなくしたい」
「環境試験室が欲しいけど、コストがかかるし、設置スペースもない・・」 など
製品選定やテスト効率の面でお困りの企業様、 環境試験室の導入を検討している企業様、必見です!
独自のエアカーテン技術で 前面フルオープン !
ワークの観察がラクラク 結露によるガラス面のくもりの心配ナシ!
どの角度からでもダイレクトに操作可能。
長時間にわたる負荷環境テストでも、身体的ストレスを軽減&テスト効率向上
2層のエアカーテンが 外部の温湿度をシャットアウト。
-20℃〜+80℃、30%RH〜80%RHの高精度制御で作業の弊害になる静電気もおさえ、
さらにワークに影響を与えにくい低風量の空間を実現
恒温恒湿槽の前面に扉がない “ノードア” を実現した秘密は、
「まっすぐ」 「ゆっくり」 「ひっぱる」 独自のエアカーテン にあります。
ノードアαのために開発したエアカーテン技術は、
二重構造の層流壁が「まっすぐ」「ゆっくり」流れることで、
乱気流による温度コンタミが少ない槽内空間を実現しています。
さらに送風だけでなく、下から層流壁を 「ひっぱる」 ことで、
作業時にも層流壁が壊れません。
ドアのない恒温恒湿槽「ノードアα」 をわかりやすくご紹介した動画です。
言葉で伝えきれない槽内の低風速環境 や独自のエアカーテン技術 など、ひと目でお分かりいただけると思います!
※注意 動画には音声があります。スピーカーの音量にはお気をつけください。
ご紹介してきたノードアα 、どういったことに使えるの? ということで、
アプリケーションについて、ノードアα をこれまでにご採用いただいた事例より6つをピックアップし、お客様の声とあわせてご紹介します。
ビデオカメラ[ 低高温環境での望遠レンズ操作 ]
「 複数台並べて使用。狭い部屋でも複数機種を省スペースで評価できる! 」
デジタルカメラ[ 低高温環境での撮影・画面操作 ]
「 ノードアαでないと品質評価や不具合再現テストができない。 」
インクペン[ 低高温環境での連続筆記試験]
「 試験物を槽内に入れて使用。フルオープンで観察がしやすい! 」
タッチパネル[ 低高温環境での画面信頼性試験]
「 素手で直接操作でき、 長時間作業も問題ない! 」
粘着テープ[ 低高温環境での粘着力評価試験]
「 グローブボックスの操作性と比べ、ドアレスの操作性が便利! 」
プリンター[ 低高温環境での印刷・紙送りテスト]
「 紙やインク補充で温度が乱れず、低温の温度安定待ちがなく効率的! 」
ドアのない恒温恒湿槽「ノードアα」は、
・低風速 槽内がほぼ無風
・静電気対策 ドアレスでも温湿度管理ができ、静電気の発生防止ができる
・作業性 試験物の取り出しで槽内温度が乱れない
・信頼性 小さな設備投資で温湿度管理ができ、正確な作業ができる
・操作性 前面がフルオープンで細かい作業がしやすい
上記事例のほかにも、自由度の高い用途をお客様の方で開発・展開されており、ノードアαは用途の幅を広げています。
アメフレック 関東工場では、ノードアαの実機をご覧いただけます。
ぜひワークをお持ちになってお越しください。
製品や実機見学については、どうぞお気軽にアメフレックまでお問合せください。
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。