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Home > AFCトピックス  2016/12/7号

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2016.12.7 更新

今こそフロンの対策を! 最低限の費用で、最大限のリスクヘッジ
ピンホール用リークシール剤「スーパーシール」


目次
  1. 空調機や冷凍設備の法改正、ご存じですか?
  2. フロン排出の1つの要因 “ピンホール”
  3. “ピンホール” は見つけにくく、補修しにくい!
  4. 最大限のリスクヘッジ対策とは

【おすすめ商品】 ピンホール用リークシール剤「 スーパーシール 」  ~ “ピンホール” を装置内側から直す!? ~


空調機や冷凍設備の法改正が行われたこと、ご存じですか?

空調機や冷凍冷蔵設備には、冷媒としてフロンといわれるものが使用されています。
製品や設備の工事などに不具合があった場合、このフロンが大気に排出(放出)され、 地球温暖化やオゾン層破壊につながります。

このフロン排出を抑制するための法律が「フロン排出抑制法」です。 従来のフロン類の回収・破壊に加えて、製造から、使用、廃棄まで「ライフサイクル全体にわたる包括的な対策」が求められるようになりました。
正式名称は、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」 (2015年4月施行)。

今回の法改正で大きな変更点は 「ユーザー様への規制が追加された」 ことです。
対象製品を所有するユーザー様は、フロンの「管理者」と定義され、装置の点検や漏洩報告といった役割を担うことになりました。
管理者には、大きく4つの役割があります。

 管理者の4つの役割
 1. 適切な場所への設置等
 2. 機器の点検
 3. 漏えい防止措置、修理しないままの充填の原則禁止
 4. 点検等の履歴の保存等

報告義務 と 罰則

企業は、法人単位で 「フロンの年間算定漏えい量」 を把握することが求められ、
一年度内に 1,000 t-CO2 以上の漏えい量を生じさせた場合、国への報告が義務づけられ、この情報は公表されます。
そんなことになると企業としてはマイナス印象の何ものでもありません。

罰則もあり、一番大きなもので 「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」 となっています。



 法律の詳細については、下記URLよりご覧いただけます。

  『 フロン排出抑制法パンフレット 』  外部リンク:環境省
 http://www.env.go.jp/earth/ozone/cfc/law/kaisei_h27/int_01-16.pdf

 2021/08/12修正   (最新版)https://www.env.go.jp/earth/furon/files/int_01-16_201911.pdf 
 ※フロン排出抑制法ポータルサイト(http://www.env.go.jp/earth/furon/): フロン排出抑制法の概要 「手引き・参考資料」に掲載


フロン排出の1つの要因「ピンホール」

空調機や冷凍冷蔵設備がフロンを漏えいさせる原因には、 
 ・製品本体や設備の不具合や老朽化
 ・振動や塩害など設置場所における周囲環境の問題
 ・整備の不良や使い方などの人為的な問題
  など 多くのことがあげられます。

今回 たくさんあるフロン漏えい要因のなかの1つである「ピンホール」というものを取り上げます。


ピンホール とは、

装置内の配管に針でつついた程度の 小さな “穴” があいてしまう現象のこと で、腐食や接続部分の不具合により起こります。
穴の大きさは、髪の毛ほどの細かなのものが一般的です。 このピンホールからのフロン漏れは微量で、故障原因となるまでに時間がかかることから、 ピンホールが要因となるフロン漏れのことを スローリークと言うことがあります。


 

フロンが漏れると設備にはどのようなことが起こるのでしょうか?


フロンは、人体でいうところの血液にあたります。血液が不足すると 人は動けなってしまいますよね。
おなじく空調機や冷凍設備も、装置内のフロンが漏えいし少なくなると、
冷却する力がなくなり、最終的に動かなくなります。  つまり、“故障” とよぶ状態です。

これまでに 電気代が増えた??・・・ と感じたり、 装置から異音がきこえたことありませんか?
もしかすると、フロン漏れの兆候だったかもしれません。
そのままにしておたことで、 高額な修理代がかかるような故障につながったり、
製品入替という大きな設備投資が必要となった経験をされた方もおられると思います。

空調機や冷凍設備が フロン漏れにより故障にいたるプロセス

1.フロンが漏れる

2.冷却する能力がなくなる

3.冷凍機や空調機は、設定温度に達するまで冷却をし続ける

4.電気代がかさむ

5.(さらに放置が続くと) 圧縮機に負荷がかかり壊れる

6.膨大な修理費がかかる


3.「ピンホール」は見つけにくく、直しにくい

ビル空調のイメージ

配管にあいた小さな穴「ピンホール」から、フロンが少しずつ漏れていきます。
ピンホールが小さなものであればあるほど、
漏れる量が少ないために漏れ検査機(リークディテクター)でも見つけにくく、
じわじわと設備の力を奪っていきます。

そしてこの穴が厄介なのは、 “ 配管のどこにでも おこる可能性がある ” ということ。 
たとえば、

 ・壁の内側
 ・天井の裏
 ・埋設した土中にある配管 ・・・

こんな箇所にピンホールができると、 漏えい箇所を見つけて特定することがとても困難で、修理に手間がかかります
もちろん補修コストがかさむことは、ご想像のとおりです。


修理をしないまま フロン類充填の原則禁止
「 繰り返し充填の禁止 」


フロンの漏えいを発見した場合、 
「フロン排出抑制法」 では、 速やかに漏れ箇所を特定・修理をすること がうたわれています。

漏れたフロンを補充するには、適切な専門業者により 装置内に残っているフロンを回収し、漏れ箇所を特定し 修理してから、
回収した分と漏れた分のフロン類を充填
しなければなりません。

【漏えいを発見してからのフロー】
フロン漏えい発見後のフロー

フロン漏えい量の算定  算定漏えい量(t-CO2)= 充填量 (*) × GWP(CO2換算値)/1,000
   *充填量 = 機器の整備時における 充填量kg - 回収量kg

4.最大限のリスクヘッジ対策とは:スーパーシールは「ピンホール」を内側から直す

これまで見つけにくく、直しにくかったピンホールに朗報です。

フロンは、装置内を循環しています。室外機や室内機、配管の中を流れています。

このサイクルを利用して簡単に保守できる
ピンホール用のリークシール剤 「 スーパーシール (SUPER SEAL) 」をご紹介します。

スーパーシールは、装置の内側からピンホールを直します

装置内のフロンにスーパーシールを溶け込ませることで、サイクル内をスーパーシールが巡回します。
ピンホールが発生すると、フロンと共に漏れ出したスーパーシールが 空気中にある水分と結合し、膜となりピンホールを塞ぎます。

もちろん穴が大きすぎると塞ぎきりませんが、
電気代や修理費がかさむ前に試してみる価値はあるのではないでしょうか?

最大限のリスクヘッジ対策として、
不調の発覚時はもちろん、設備導入時から使用することもオススメ
します。


スーパーシールの使用手順については、別の回でご紹介いたします。
(工事業者様向け)

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製品についてくわしくはこちらをご覧ください。⇒  スーパーシール(ピンホール用リークシール剤) 製品ページへ


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